ハーブと暮らしnote
「土用」季節の変わり目は無理せずゆったりと
Date:2021.7.5
Category:季節のハーブ養生法
Writer:久保田
満開のレモンマートルのお花にとまるハチ
7月19日から「土用入り」し、立秋の前日8月6日までは夏土用です。
土用と言えば夏の土用が有名ですが、実は年に4回あり、
立春、立夏、立秋、立冬の前18日間の季節の変わり目を指します
二十四節気の大暑(22日から)、
夏の一番暑いときと梅雨明けが重なるころで、夏土用は体調管理がむずかしい時季。
連日の暑さで食欲不振になりやすい土用の丑の日に、うなぎなど滋養のあるものを食べて
栄養不足を補うのは、夏バテ防止にも大事なことです。
土用には「脾」(消化器官)が弱りやすく、からだに余分な水分を溜め込みやすくなります。
「脾」の養生には冷たいものを摂らないこと、食べ過ぎないことが
とは言え、まだまだ蒸し暑い日が続き、冷たいものが美味しいです
でも冷たいものばかり摂っていると「脾」は冷えて機能が落ちてし
くれぐれも摂りすぎには注意しましょうね。
土用は、弱りがちな胃腸のケアと
からだに滞りがちな余分な水分を排出するハーブティーがおすすめ
ペパーミントは胃腸や肝臓、胆のうの働きを促す作用があり
胃が痛いときや胃もたれのトラブルを解消してくれます。
ハトムギは甘く優しい味わいで、老廃物の排出やむくみに良いだけ
栄養バランスが良く滋養強壮、美肌効果も◎。
胃腸の調子を整えるおすすめのハーブティーはこちら
また、土用にはストレスケアも大切です。
イライラを鎮めてくれるハーブティーでリラックスして
からだをゆるめてあげましょう。
リンデンはむくみを取り、ストレスを緩和する鎮静作用があります
パッションフラワーは不安を和らげ、不眠にも効果があるので
睡眠に問題がある方にもおすすめです。
ストレスケアにおすすめのハーブティーはこちら
土用は疲れを溜め込まないように
ストレスはこまめに発散することを心がけて。
湿気の溜まりやすい関節を動かすストレッチなどしてセルフケアしていきましょう。
ハーブの癒しのパワーを借りながら土用はなるべく無理をせず、ゆったりと過ごして
次の季節も健やかに毎日を送れるように休養するときです。
*こちらの記事は2021年7月5日配信のメルマガから抜粋した内容です。
