ハーブと暮らしnote
太陽が生まれ変わる「冬至」
Date:2020.12.11
Category:季節のハーブ養生法
Writer:久保田
12月21日は「冬至(とうじ)」です。
冬至とは二十四節気のひとつで、冬のちょうど真ん中に当たります
北半球では一年で昼がもっとも短くなり、太陽の力が弱まる日です
太陽がもっとも低い位置にあり、部屋に射し込む光は奥の方まで届
太陰太陽暦(旧暦)では、冬至が暦を計算する上で起点となってお
冬至を境に日に日に昼が長くなっていくため、太陽が生まれ変わり
陽気が増え始める、冬至を境に運が上向きになるとされ、
それを「一陽来復(いちようらいふく)」と言います。
冬至といえば、柚子湯ですね。
スーパーや八百屋さんには、もうたくさんの柚子が並んでいます。
鮮やかな黄色で少しでこぼこした柚子は、とてもかわいらしく見え
丸くて黄色やオレンジ色の柚子やみかん、金柑などの柑橘類は
まるで太陽のようではないですか。
これは江戸時代から始まった日本独自の習慣で
ビタミンCが豊富な柚子湯に入ると風邪を引かないといわれます。
柚子(ゆず)は、融通(ゆうずう)がきく、
冬至(とうじ)は、温泉や薬草入りの湯に入り病気の治療をする湯
縁起が良いことから始まったようです。
冬が旬の柚子は香りも強く、邪気を払うとされています。
柚子湯でからだの芯から温め、柚子の芳香によるリラックス効果で
日頃の疲れをゆっくり癒してみてはいかがですか。
果皮に含まれるクエン酸・ビタミンCによる美肌効果もありですよ
基礎代謝が落ちて体温も低下するこの時季には、温めることが何よ
お風呂上がりやおやすみ前にジャーマンカモミールやシナモン、ジ
からだを温めるハーブティーで冷えを改善すれば、ぐっすりと休め
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また日頃から、乾燥から守りうるおいケアするローズヒップやジャ
マローブルーなどのハーブティーを飲むことでからだの内側からも
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冬至を過ぎたら、今年ももう残りわずか。年末にかけて何かと忙し
ハーブの助けを借りて、冷えと乾燥からからだを守り、免疫力アッ
冬を健やかに送りたいものです。
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*こちらの記事は2020年12月5日配信のメルマガから抜粋した内容です。