ハーブと暮らしnote

「立冬」からだを温めてゆったり休養
グレーライン Date:2020.11.18
Category:季節のハーブ養生法
Writer:久保田


温活
 

11月7日は「立冬」。ここから冬がはじまります。
旧暦は実際の季節感とは1〜2か月ずれていて、まだ晩秋のさかりです。
けれども季節に合わせた健康法は、
その季節が始まる前から行うほうがいいとされているので
旧暦に合わせたケアをすることが大切なのです。

陰陽五行では、冬は【腎水(じんすい)】と呼ばれ
「腎臓・膀胱」の働きが活発に、また弱りやすくもなります。
【腎(じん)】は生命力を蓄えるところと言われ、水分代謝のほか
ホルモン分泌、発育、老化と関係します。
寒邪の影響で肩こり・腰痛・高血圧・心臓病・脳血管のトラブルが起きやすく。
腎は冷えを嫌うので、冬はとにかく温めが大事。
三首(首・手首・足首)は経絡(けいらく)といって気血の通り道です。
マフラーやレッグウォーマーで温めることでめぐりが良くなります
そしてからだを温める効果のあるハーブティーで、内側からも温めます。
ホルモンバランスを整え、免疫力を上げるハーブもおすすめ。
冬は腎のケアをしましょう。

色は「黒」、五味は「塩辛味」。
腎の働きを助けバランスを取るためには、黒い食材・塩辛味のある食材が効果的。
この時季は黒豆・黒ごま・黒きくらげ・胡桃・根菜類(山芋、里芋、ごぼう)・
滋養強壮にいいものを摂るといいとされます。

五志、こころの状態は「恐・驚」。恐れの感情が強く現れる時期です。
嫌なことを思い出してなかなか寝付けないときは、
アロマの力を借りてリラックスしてみてはいかがでしょう。
自分を解放してあげて。

冬は一年でもっとも寒さの厳しい時季。
これからどんどん気温も湿度も下がってきて、寒さで気血のめぐりが悪くなります。
滋養強壮になるものを摂り、いつもより睡眠時間を多くして、パワーを蓄えましょう。
こころ穏やかにゆったりと過ごすことも腎を養います。
からだを温めるハーブ、栄養のあるハーブで気血のめぐりを良くしたら
免疫力が上がり、アンチエイジングにも!
「立冬」過ぎたら、もう温活生活をはじめませんか?

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*こちらの記事は2020年11月5日配信のメルマガから抜粋した内容です。

 


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