ハーブと暮らしnote
ワークショップレポ『芳香蒸留水・ホーリーバジル講座』
Date:2020.9.25
Category:ハーブレッスン
Writer:大島
9月10日と17日に
薬草・アロマ・和暦の活用 秋分編
*秘伝ハーブ”ホーリーバジル”を楽しむ会・芳香蒸留水をつくる*
のワークショップを開催いたしました。
9/22日の秋分時季におすすめのハーブとアロマをとりいれた暮らしについてのお話につづき、
旬のハーブでもあり比類なきもの万能ハーブともいわれる、
クリシュナ種のホーリーバジル。日本栽培とラオス栽培の2種の飲み比べをしました。
成分の含有比率が違うといわれているだけあって、味も全くの別物でした。
好みはわかれますが、日本産はどっしりとした味わいで強そう(笑)
ラオス産はスッキリとした味わいでさわやかな印象でした。
最初の1滴がツッツーと抽出された瞬間のワクワク感は参加者の皆さん同じでみんなで席をたっての撮影タイム(笑)
ハーブティーの飲み比べでは、五感をフルに活用してハーブティーのお味や香りを体感して楽しんでいただきました。試飲会の時はあえて効果効能のお話しを詳しくしません。
効果効能が気になって知識からハーブを選ぶとなんだか味気ない体とお口に合わないものを選んでしまうこともあります。
自分がそのハーブの味や香りをどう感じるか、思うか。今の自分の状態と向き合いながら大切に味わっていく時間は瞑想とも似ているそうでとても心地よくリラックスできる時間です。
蒸留水つくりでは最初の1/3の蒸留水(トップ)には精油成分が多く含まれるので、少し白濁したような色味となります。ミドル、ベースとなるにしたがい無色透明となっていきます。この色味や香りの違いを実感していただくため蒸留水つくりは小さめのビーカーに少しずつとっていきます。
前回のカモミールの時はとにかくトップの香りの芳醇さが際立ちました。
ホーリーバジルはトップは元気になれそうなエネルギッシュな香り、ミドルは化粧水としてお肌につけたいような柔らかな香り、そしてベースがとてもゆったりできるリラックス系の香りとなり、同じハーブでもここまで香りのイメージが変わることに驚きました。
今回は半分はそのままお持ち帰りいただき、半分はグリセリンやエッセンシャルオイルをいれて、プロテクトローションとしても使えるように手作りしました。
次回は、粘膜保護に必須のカレンデュラとこの時期のケアに欠かせないハーブを使った芳香蒸留水つくりです。
ブレンドハーブでの芳香蒸留水つくりははじめてなので、今から楽しみです。