ハーブと暮らしnote
ハーブと暮らしの歳時記〜立春編〜
Date:2025.2.3
Category:季節のハーブ養生法
Writer:久保田
「ハーブと暮らしの歳時記」では季節の変化に合わせた「陰陽五行フィトテラピー(植物療法)」についてまとめています。
東洋医学の基本となる陰陽五行を生活に取り入れることで自然の流れや季節の移ろいに寄り添い、季節に合わせた養生法が心身を癒やしてくれます。
毎月の暦に合わせ体調をチェックし、季節に合ったハーブや精油を選び、効果的で楽しい「陰陽五行フィトテラピー」をぜひ実践してみてくださいね。
2月3日に立春を迎えます。
旧暦では新しい年の始まりで、八十八夜、入梅なども立春が起算日となります。
また、二十四節気の初めの節気である立春には寺社で配られる「立春大吉」と書かれたお札を玄関先に貼ると邪気を払い福を招くそうですよ。
なんでも、家に入ってきた災厄が左右対称の文字を見て、ここが入口かと思って出ていくからだそう(笑
旧暦では、立春から立夏の前日までの3ヶ月は春。
春とはいえ、まだしばらく寒い日は続きます。
冬の養生を続けながら、春のフィトケアを始めていきましょう。
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春はできるだけ早起きして、心身ともにのびのびと、活動的な気持ちで動くことがよいとされています。
<おすすめ養生法 TOP 5>
1.春には早寝早起き
たっぷりと朝日を浴びて
大気中の自然の「陽」の気を体内に取り入れましょう。
2.散歩などの軽い運動でストレス解消
環境変化や寒暖差などのストレスも多い春には
気が滞りやすくなるので、からだを動かして発散しましょう。
3.抑え込まずリラックスしてゆるゆると過ごす
肝によってめぐっている気は、からだを動かすエネルギー。
肝の働きが気の流れをスムーズにしてくれます。
4.怒りとイライラは肝気を傷つける
肝が亢進すると自律神経が乱れやすくなります。
心を落ち着かせ穏やかに過ごすことで、全身の気のめぐりが良くな
5.旬の食材を
春には青菜や芽吹く力のある食材を摂りましょう。
春は浄化の季節です。
気温の上昇とともにからだはゆるみ始め、冬の間にからだの中に溜め込んだ脂肪などが一気に血液中に溶け出
そのため肝臓への負担が増えます。
肝臓の働きが低下しているとアレルギー体質を悪化させたり、イライラしたり、不眠に陥ったりします。
この時季は、肝の働きをケアするハーブを活用しましょう。
これらの養生法をフィトテラピーケアで行う、一番簡単ですぐに取り入れられる方法がハーブティーです。
ハーブマイスターセンターでは季節のケアに合わせたハーブティーをご用意しています。
■新発売 【春のフィトケアハーブセット】
【春のフィトケアハーブセット】には
春の養生におすすめのシングルハーブ10種類と
ブレンドハーブ1種類が入っています。
各1杯分ずつのお届けとなりますので
シングルで味や香りを確かめるのもよし、
組み合わせてブレンドハーブにするもよし、
もしくはお手持ちのブレンドティーのちょい足しとして使うのもお
→『ちょい足しハーブのすすめ』
【春のフィトケアハーブセット】の中から
体内浄化に役立つハーブをご紹介します。
<ブレンドハーブ>
■春浄茶
内側に溜まったものを浄化し、アレルギーやストレス、胃腸の不調
ケアするヨモギが香るブレンドハーブティー。
<シングルハーブ>
■ネトル
血液を浄化するクロロフィルを含み
アレルギー体質を改善して症状を和らげます。
■ダンディライオン
肝臓の働きを助け、胆汁の分泌を促進します。
浄血作用や穏やかに便秘を解消。
■エルダーフラワー
粘膜や毛細血管の炎症を鎮める働きがあり
くしゃみや鼻水、目の充血を改善してくれます。
陰陽五行に基づく季節のフィトテラピーケアをもっと詳しく知りたい方は
こちらのオンライン講座がおすすめです!
<オンライン講座>陰陽五行とフィトテラピー講座
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