ハーブと暮らしnote
ハーブと暮らしの歳時記〜冬土用編〜
Date:2025.1.17
Category:季節のハーブ養生法
Writer:久保田
「ハーブと暮らしの歳時記」では季節の変化に合わせた「陰陽五行フィトテラピー(植物療法)」についてまとめています。
東洋医学の基本となる陰陽五行を生活に取り入れることで自然の流れや季節の移ろいに寄り添い、季節に合わせた養生法が心身を癒やしてくれます。
毎月の暦に合わせ体調をチェックし、季節に合ったハーブや精油を選び、効果的で楽しい「陰陽五行フィトテラピー」をぜひ実践してみてくださいね。
1月17日から冬土用に入りました。
そして20日からは二十四節気の最後の節気、大寒です。
一年で最も寒さの厳しい時季、
お味噌を仕込んだりするのにいい頃ですね。
土用といえば季節の変わり目。
節分のあとには春が待っています。
寒いからと閉じこもらずに、お天気のいい日には
おひさまにあたって交感神経をしっかりと刺激しましょう。
すると夜には副交感神経が働いてリラックスでき
心地いい睡眠にもつながります。
冬の土用は冷えて胃腸虚弱になりやすいもの。
出来るだけからだを温めてむくみをとり
温かい食材で栄養を十分に摂って滋養強壮に努めましょう。
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年末年始の影響で胃腸の調子が悪かったり
からだが重だるかったりしていませんか?
加えて今年はインフルエンザが猛威を振るっているようです。
寒さの厳しい冬土用には、まだまだ温活と脾胃を労わる胃腸のケア
脾胃は冷えると消化機能が弱くなり、水分代謝も落ちてしまいます
からだを内側から温めるものを摂り
できるだけ冷たいもの、油っこいもの、甘いものの摂りすぎには注
そして、これからやってくる春は冬の間にからだに溜め込んだ
余分なものを排出する浄化の季節です。
脾胃の働きが弱まっていると浄化がうまくいかず
アレルギーの症状が悪化したり、気持ちが高ぶりイライラしたりし
この季節の変わり目の土用は、次の季節を心地よく過ごすための大
季節に調和して暮らすとは?
東洋医学と西洋医学はどう違うの?
陰陽とか五行って何だろう?
と思われた方は【オンライン講座】で学んでみませんか。
フィトテラピーが心とからだを癒やし
楽しみながら暮らしに彩りを与えてくれます。
【オンライン講座】陰陽五行とフィトテラピー講座
これらの養生法をフィトテラピーケアで行う、一番簡単ですぐに取り入れられる方法がハーブティーです。
ハーブマイスターセンターでは季節のケアに合わせたハーブティーをご用意しています。
■新発売 【土用のフィトケアハーブセット】
土用の養生におすすめのシングルハーブ15種類とブレンドハーブ1種類が入っています。
各1杯分ずつのお届けとなりますので
シングルで味や香りを確かめるのもよし、
組み合わせてブレンドハーブにするもよし、
もしくはお手持ちのブレンドティーのちょい足しとして使うのもお
→『ちょい足しハーブのすすめ』
【土用のフィトケアハーブセット】の中から
からだの温めと胃腸を健やかに保つのに役立つハーブをご紹介しま
<ブレンドハーブ>
■浄活
高知県産のハーブをメインに古くから活用されている健康を守るた
冷えやむくみを和らげ、からだの中からスッキリする毎日飲みたい
<シングルハーブ>
■ジンジャー
乾燥させたジンジャーに含まれるショウガオールは
からだを温め、消化機能を促進して体内の活動を活性化します。
■バジル
消化を促し、胃腸を健やかに保つ爽やかな芳香のバジル。
イライラや不眠の改善にも役立ちます。
■ペパーミント
胃腸や肝臓、胆のうの働きを促す作用があり
胃の痛みや胃もたれを解消します。
年末年始に限らず、つい食べ過ぎてしまったり頭が痛いときなど
私はこの冬、何度もペパーミントティーに助けられました(笑)
冬土用は胃腸を整え、温かくしてゆったりと過ごし
節分には豆を撒いて悪鬼を祓い、翌日からの春を待ちましょう。