ハーブと暮らしnote
ハーブと暮らしの歳時記〜冬至編〜
Date:2024.12.24
Category:季節のハーブ養生法
Writer:久保田
「ハーブと暮らしの歳時記」では季節の変化に合わせた「陰陽五行フィトテラピー(植物療法)」についてまとめています。
東洋医学の基本となる陰陽五行を生活に取り入れることで自然の流れや季節の移ろいに寄り添い、季節に合わせた養生法が心身を癒やしてくれます。
毎月の暦に合わせ体調をチェックし、季節に合ったハーブや精油を選び、効果的で楽しい「陰陽五行フィトテラピー」をぜひ実践してみてくださいね。
12月21日に冬至を迎えました。
一年で昼がもっとも短く、太陽の力が一番弱まった日であり、この日を境に日が延びていきます。
冬至は陰の極みで、翌日から再び陽にかえると考えられ
『一陽来復』といい、太陽が生まれ変わる日として太陽太陰暦(旧暦)では冬至が暦を計算する上での起点となってい
一年の始まりに禊(みそぎ)として身を清める際に香りの強い柚子が邪気を払うとされ、柚子(ゆず)は融通がきく、冬至は湯治につうじて、日本では冬至に柚子湯に入ることが習慣となりました。
柚子には血行促進作用があり
果皮に含まれるクエン酸やビタミンCによる美肌効果も期待できま
さらに芳香によるリラックス効果で気のめぐりをよくするので
柚子湯に入ることは元気に冬を過ごすために大いに役立ちそう。
ちなみに果皮の表面が凸凹しているものがいい柚子だそうですよ。
柚子を入れると肌がピリピリする方には
HMCオリジナル芳香蒸留水(ハーバルウォーター)がおすすめ。
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からだの陰陽のバランスを崩さないようにするためにも
毎日湯船に浸かりからだを温めましょう。
首まで浸かる全身浴で40℃のお湯に10分くらいがいいですね。
熱すぎるお湯に長い時間入ると皮膚の乾燥を招くのでご注意を。
また、ヒートショックにも十分注意してください。
入浴による健康効果としては
・からだを温めて血流を良くする温熱効果
・水圧でむくみを解消する水圧効果
・筋肉や関節をゆるめ緊張を解く浮力効果
などがあり、他にも免疫機能を維持し自律神経を整える蒸気効果、
水の負荷による運動療法効果など、からだにいい効果がいっぱい!
そして、入浴の前後には水分補給することが大切です。
冬に弱りやすい腎の働きを助けるハーブをぜひ活用してください。
「陰陽のバランス」や「気のめぐり」「腎」などというワードが気になった方は
東洋医学の基本となる陰陽五行について学びませんか?
・何だか毎年この季節になると体調を崩しやすい
・苦手な季節があると感じる
という方は、その季節の養生を特に注意したり
他の季節についても知ることでバランスをとりやすくなります。
ご自身が苦手な時季を健やかに過ごすために
また、身近な人の健康を気遣って暮らしたい方におすすめの講座で
【オンライン講座】陰陽五行とフィトテラピー講座
これらの養生法をフィトテラピーケアで行う、一番簡単ですぐに取り入れられる方法がハーブティーです。
冬の養生法、まずはハーブティーからはじめてみるのはいかがです
■新発売【冬のフィトケアハーブセット】
冬の養生におすすめのシングルハーブ12種類とブレンドハーブ1種類が入っています。
各1杯分ずつのお届けとなりますので、
シングルハーブの味や香りを確かめてみたい方や
ご自身でブレンドハーブを作ってみたい方におすすめのセットです。
もしくはお手持ちのブレンドティーのちょい足しとして使うこともできます。
→『ちょい足しハーブのすすめ』
腎は生殖器や内分泌系とも深く関わりがあるため
冬はホルモンバランスが乱れやすくなります。
【冬のフィトケアハーブセット】の中からホルモンバランス調整にも役立つハーブをご紹介します。
<ブレンドハーブ>
■Woman warm
シナモンとカモミールの甘く優しい香りが心身を癒やし
からだの芯から温まり女性のリズムを整えます。
<シングルハーブ>
■ラズベリーリーフ
子宮まわりの筋肉に働き痛みを緩和するため
生理痛やPMSにも使用され、ビタミン・ミネラルが豊富!
■レディースマントル
月経不順を改善して正常なサイクルに整える働きがあります。
下痢や胃腸炎を和らげたり、うがいをすると喉の痛みや口内炎を鎮めてくれます。
■ローズレッド
バラは「香りの女王」目にも華やかです。
疲れたときや気分が落ち込んだとき、心を落ち着かせ
明るく前向きな気持ちにしてくれます。
冬至の養生ケアをして年末年始を元気にお過ごしくださいね。