ハーブと暮らしnote
ハーブティーで体質改善3STEPS
Date:2024.12.24
Category:ハーブレッスン
ハーブティーを飲もうと思ったきっかけとして「体質改善」をあげる方も多いのではないかと思います。
ハーブティーには即効性はあまりありませんが、継続して飲むことで本来あるべき正常な状態にからだを戻そうと働きかけてくれます。
体質改善を目指すときは、1日3〜4杯・1か月を1クールとして、体内の細胞が生まれ変わる3か月を目標にまずは続けてみてください。
ここではハーブマイスターがおすすめする、体質改善を目指すハーブティーの飲み方についてご紹介いたします。
細胞サイクルである1ヶ月間を目安に、からだの大掃除をするイメージです。
排出作用のあるハーブを、1日3〜4杯を目安にしっかり飲み続けましょう。
シングルハーブだけだと飲みにくい場合は、ブレンドティーもおすすめです。
ハーブはブレンドすることで飲みやすくなり、さらに相乗効果が生まれ効果・効能があがるといわれています。
まずは、美味しく飲み続けるということが大切です。
飲み始めると、冷えが和らいだり、トイレの回数が多くなりいつもよりスッキリした感じがしたり、
気分が穏やかになるなどゆっくりとした小さな変化から始まる方が多いようです。
からだの声をしっかりきいてあげるようにしてみてくださいね。
こうして余分なものを排出することで、ハーブのパワーをより吸収しやすい状態にしていきます。
【シングルでもおいしく飲める体質改善ハーブ】
ホーリーバジル : ストレス耐性を高めるアダプトゲンハーブ
ヨモギ : 浄血作用に優れ、体質改善に役立つハーブ
【おすすめのブレンドティー】
Pure & Power : ペパーミントベースでハーブティーを初めて飲む方にも飲みやすいブレンド
浄活 : 胃腸の弱い方や冷え性の方にはこちらがおすすめ
次に、からだをリセットする時期に入ります。
自然治癒力を高め、本来の健康で良い状態に戻し、それを保つからだ作りを目指します。
最初の1ヶ月と同じ種類のお茶がおすすめですが、慢性的に気になる症状があればそれにアプローチするお茶でも良いです。
1日2〜3杯を目安に続けてください。
不調を感じても治りが早かったり、周りが体調不良でも自分だけ元気だったりと
からだの変化や反応を実感しはじめる時期です。
ただし、効果効能を実感できるタイミングは人によって様々。
変化がなくても、ハーブティーをおいしく飲めているようであれば焦らず諦めず様子をみましょう。
飲んでいる味に飽きてしまったらほかのものに変えてみてもOK。
継続の鍵は「おいしいと感じること」。
ハーブティーを飲む時間が楽しみになるような、そんなハーブを選ぶことが大切です。
【シングルでもおいしく飲める体質改善ハーブ】
ルイボス : ビタミン・ミネラルを含む抗酸化作用の高いハーブ
【おすすめのブレンドティー】
Beauty & Cleanse : 代謝アップやホルモンバンスを整えたい方に
Relax & Warm : 冷え性改善や自律神経を整えたい方に
脳活 : ストレスケアやエイジング対策をしたい方に
からだとこころの状態をご自身でコントロールできる状態を作る時期です。
心身が安定しているときは、おいしいと思うハーブティーを楽しみましょう。
STEP1・2を経ることでからだの状態が整えば、飲むのをやめても問題ありません。
調子を整えたいときや不調を感じたときに、目的に合わせたハーブを必要に応じて摂取することで、
体調や状態を整えることができることを実感してください。
日頃から自分のからだやこころと向き合うことで、不調をきたす原因がわかり、その症状を未然に防げるようになってきます。
原因がわかったらそれを取り除くためのハーブティーをいくつかお守りのように常備しておくと安心でしょう。
ハーブティーの淹れ方には、ホットティー・アイスティー・煮だしなどいくつか方法がありますが、体質改善にはホットティーにして、飲むときに都度作るのが一番効果効能を効率的に摂取できます。
とはいえ、日中は作る時間がないのでまとめて作りたいなどもあると思いますので、まずは飲み続けることを目標に自分の続けやすいスタイルを見つけてみてください。
【基本の淹れ方】※太字が大事なポイントです!
1.ティーカップ1杯(180cc)に対して大さじ1杯(3〜5g)のドラハーブを入れます。*お好みでハーブ量は調整してください。
2.沸騰からひと呼吸おいたお湯(98℃前後)を静かに注ぎます。香りが逃げないように素早く蓋をします。
※蓋がない場合は小皿などでも代用できます。
3.蓋をして3〜5分蒸らします。
4.蒸らし終えたら、蓋を開け蓋についた水滴をカップに戻します。
5.ハーブを取り出し、最後の一滴(ラストドリップ)までしっかりきってください。
*作り置き用に杯数を多くする場合は、倍量で作ってください。(2杯=大さじ2のハーブ、360ccのお湯)
*ハーブの効能は時間とともに減っていくといわれているので、8時間以内に飲むようにしましょう。
*体温くらいの温度が吸収率がよいとされているので、保存の際は冷やしすぎないように保温できるポットや水筒を活用しましょう
ハーブティーはからだからのシグナルに緩やかに作用し、健康なからだ作りをサポートしてくれる自然からの贈り物です。
まずはそのパワーを受け取るためのベースを整え、日々自分のからだやこころの変化に耳を傾けることからはじめてみましょう。
ぜひ、健やかな毎日のサポーターとしてハーブティーをお役立てください。