ハーブと暮らしnote
HMCブレンドティー飲んでみました〜夏爽茶〜
Date:2024.8.22
Category:商品のこと
Writer:HMC公認講座インストラクター/植物療法士 佐藤美和
初めてHMCのハーブティーをお飲みいただくお客様にもわかりやすいよう
植物療法士の視点からブレンドの味や活用方法をまとめています。
ぜひハーブティー選びやお手元にあるブレンドの活用法の参考になさってくださいね。
夏のおすすめブレンドティー「夏爽茶」
<ブレンド内容>
国産クロモジ・ローズヒップ・ローズマリー・ジンジャー・国産ホーリーバジル
国産クロモジが入っている様子がちょっぴり個性的なこちらのブレンド。
暑い夏に熱いハーブティーか、と思われるかもしれませんが、クロモジの清々しさとローズマリーのさっぱりした味が相まって、涼しい気持ちになるかもしれません。
もちろん冷やして飲んでも美味しいですよ。
<飲んでみました!>
まさに夏のうだるような猛暑日に飲みたい味です。
国産クロモジの爽快さでスッとして、ストンと胃に落ちるローズマリーとジンジャーの心地良さに暑さの疲れも癒されます。
アダプトゲンハーブでもある国産ホーリーバジルが夏の倦怠感から回復させてくれる印象です。
<こんな時に飲みたい>
・蒸し暑い日本の夏に
クロモジは日本固有種の植物で、その香りには高いリラックス効果があります。
蒸し暑い日本の夏は、身体にまとわりつく湿気と猛烈な暑さでストレスがマックスに。そんな日にクロモジの涼やかな香りで、蒸し暑さのストレスで滞った「気」を巡らせましょう。「良い香り!」と思った瞬間に滞った気は動き始めます。
また、酷暑の疲れを癒してくれるのがホーリーバジル。蒸し暑さから受けるストレスへの適応力を高めます。
・ついつい冷たい物ばかり食べてしまう夏に
素麺や冷たい蕎麦、アイスクリームにかき氷、暑い日には最高に美味しいですよね。
でもそればかりじゃ身体の冷えや浮腫みに繋がって重だるい毎日。
夏の養生の一つは、適度に発散して思い切り楽しみたい季節。せっかくの夏、ダラダラしている暇はありません。
そんな夏の食事のお供にこちらの「夏爽茶」を。
ローズマリーとジンジャーが冷え切った消化器官を温めると、冷えで動きが鈍くなった胃腸がしっかり動き出し、重だるさから解放してくれます。
・仕事や勉強に集中したい時に
屋内外の気温差で自律神経が乱れがちな夏。生活のリズムが崩れて集中力が発揮しにくくなる季節でもあります。
ローズマリーに含まれる成分には集中力や記憶力を高める効果が期待されます。
またクロモジには疲れを癒す働きがあります。
気持ちの切り替えが上手くいかない時の仕事や勉強のお供に「夏爽茶」はいかがでしょうか。
<ちょい足しシングルハーブ>
シチュエーションに合わせて、このブレンドにシングルハーブをちょい足しするなら…
(ブレンドティーとちょい足しは、2:1の割合がおすすめです)
・『冷えからくる足の浮腫みに』+シナモン
クーラーのきいた部屋にずっといると芯から冷えてくる方も多いと思います。暑さの感じ方は各自違うもの。
「クーラーの温度を上げてください」とは言いづらい。
冷えで巡りが悪くなると足の浮腫みが気になってきます。そんな時はシナモンをちょい足し。
芯から温めながら、冷えのぼせの症状を緩和します。足は冷えて浮腫んでいるけど、顔だけは暑いというお年頃の方にもおすすめです。
・『夏風邪かな?の時に』+エキナセア
クロモジは抗菌作用が高く、また抗ウイルス作用もあると言われています。
ローズマリーやジンジャーの発汗作用で汗を出して、熱を出し切ってしまいましょう。
免疫賦活作用のあるエキナセアをちょい足しして、こじらせないうちに治すのが賢い方法。
こじらせると長引くと言われている夏風邪。引いたかもしれない、と感じた時にすぐ飲むのがおすすめです。
・『夏の日差しを浴びた日に』+ヒース
夏の炎天下、日焼け止めをこまめに塗り直していますか?
私は日焼けした肌を眺めて後悔する日々ですが、そんな時はヒースをちょい足ししてみては。
ヒースは荒野など厳しい環境で育つハーブ。アルブチンという含有成分がシミなどの生成を抑制します。またビタミンCとの相乗効果が期待できるので、「夏爽茶」に入っているローズヒップとともに夏の美容に強い味方になってくれそうです。
随分前に知人から頂いたクロモジの小枝を大切に保管しています。ストレスフルな時、湿気が身体にこもったと感じる時にクロモジの香りを感じたくなり、一枝パキっと折って香りを楽しむことが習慣に。清涼感溢れる香りが鼻をくすぐり、身体に風が通るのを実感しています。「嫌いな人はいない」と言われるクロモジの香り。「夏爽茶」から立ち上る良い香りの湯気もぜひ堪能してくださいね。
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