ハーブと暮らしnote
HMCブレンドティー飲んでみました〜土調茶〜
Date:2023.7.20
Category:商品のこと
Writer:HMC公認講座インストラクター/植物療法士 佐藤美和
初めてHMCのハーブティーをお飲みいただくお客様にもわかりやすいよう
植物療法士の視点からブレンドの味や活用方法をまとめています。
ぜひハーブティー選びやお手元にあるブレンドの活用法の参考になさってくださいね。
土用の時季におすすめのブレンドティー「土調茶」
<ブレンド内容>
シナモン・ローズマリー・オレンジピール・国産ゴボウ・スペアミント・セージ・レモングラス・ジンジャー・ジャーマンカモミール・ローズヒップ・マリーゴールド
マリーゴールドの黄色が鮮やか。
季節の変わり目のちょっとした不調に元気を与えてくれます。
また黄色は土用の時季に対応するカラー。
色も味も効能も、揺らぎの季節にぴったりです。
<飲んでみました!>
スペアミントの清涼感、レモングラスやカモミールの優しい香り、シナモンの甘い温かさ。
お気に入りの毛布にくるまれているような安心感があるハーブティーです。
<こんな時に飲みたい>
・季節の変わり目に
土用は夏だけじゃないってご存知でしたか?
暦の上での春夏秋冬、それぞれの季節の変わり目に土用は訪れます。
土用の期間は食べ物をしっかり消化吸収して栄養を身体の隅々まで届け、次の季節を元気に迎えたい時なので、シナモンやジンジャーで身体をしっかり内側から温めて末端まで巡る身体作りを心掛けましょう。
・なんだかクヨクヨする時に
季節の変わり目は気持ちも揺らいで思い悩みがち。
そんな気持ちは実は消化器系の弱りからも来ていると考えられます。
その逆もしかり。心と身体は繋がっています。
ローズマリーでイキイキ、ジャーマンカモミールでゆったり。
大らかにゆっくりマイペースで過ごすことが次の季節を健やかに過ごせる鍵となりますよ。
・冷えからくる不調に
「冷え」は百害あって一利なし。
特に土用の時季にケアしたい消化器系は冷えに弱い臓器です。
季節の変わり目は関節痛が酷くなる、身体が重だるく浮腫みやすいと感じたら、そこには冷えも潜んでいます。
シナモンやジンジャー、ローズマリー、オレンジピールでゆるゆると温め巡らせましょう。
<ちょい足しシングルハーブ>
シチュエーションに合わせて、このブレンドにシングルハーブをちょい足しするなら…
(ブレンドティーとちょい足しは、2:1の割合がおすすめです)
・『冷えからくる生理痛』+フェンネル
冷えて滞ると痛みを感じるようになります。
シナモンやジンジャーで温めながら滞りを改善しましょう。
そこに温めながら身体に風を通すような働きのあるフェンネルをちょい足し。
女性ホルモン様作用もフェンネルにはあるので、滞りの改善とホルモンバランスを整えてくれます。
・『冷えからくる下痢に』+ラズベリーリーフ
冷えて血流が滞ることで消化器の働きが低下し消化されにくくなり、下痢になることがあります。
ラズベリーリーフの成分タンニンの収斂作用が腸を引き締めてくれます。
元々の原因である冷えにシナモンなどでアプローチ、ラズベリーリーフで収斂作用、いざと言うときに役立ちます。
・『浮腫みが気になる』+ジュニパーベリー
「土調茶」は梅雨の季節にも役立つブレンドです。
梅雨は、外からの湿気と消化器系の弱りからくる巡りの悪さで内側からの湿気にも侵され、浮腫みが気になる季節でもあります。
そんな時にジュニパーベリーをちょい足ししましょう。
その利尿作用と消化促進作用で浮腫みの改善が期待できます。
土用の時季だけでなく、消化器系は年中養生したい場所です。
消化器系がしっかり動くことで初めて栄養が身体に行き渡りイキイキと動けるようになります。
こちらのハーブティーで温めながら巡りを良くし、美味しく食べた物をしっかり消化できる身体作りを心掛けたいものです。
身体の「土」台をしっかり作ること、大切です。
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