ハーブと暮らしnote
夏至時季のフィトテラピーケア
Date：2023.6.9
Category：季節のハーブ養生法
Writer：久保田
6月に入るとそろそろ梅雨の季節がやってきます。
しとしと降る雨垂れの音や雨に濡れた紫陽花など
この時季ならではの景色を見ることができます。
そして梅仕事の季節でもありますね。
完熟した梅の甘く爽やかな香りを堪能しながら
今年も梅干しを仕込むつもりです。
けれども、この時期に気温が下がると冷えが気になったり
なんとなく身体がだるく、頭痛がしたりしませんか。
湿度が高くジメジメするこの時期には
体内にも余分な水分が溜まりやすく
代謝がうまく行われないと、むくみやだるさなどの不調に。
クレンジング作用のあるハーブティーなら
老廃物の排出を促し、代謝を助け、血流アップに役立ちます。
植物の力を活用して、余分な水分を排出し
めぐりのいい身体を目指しましょう。
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浄血作用の高いハーブティーで体内クレンズ
そして6月21日は二十四節気の「夏至」を迎えます。
北半球では1年で最も昼が長くなり
陽の気が最も高まる日です。
太陽のパワーが最大になる「夏至」。
その力を最大に蓄えたハーブは
最も治癒力が高いと言われています。
日本では梅雨の時季と重なるので
太陽を見ることがあまりないかもしれませんが
雲の上にある太陽を思いながら
ハーブを収穫してみてはいかがでしょう。
夏は血流を良くすることが大切ですが
まずは食事やハーブティーから栄養を摂り、血を増やして
その流れを良くするためのケアをしていくのが肝心です。
このところのサウナブームで
近頃よく耳にする「ととのう」という言葉。
『血流が良くなった状態』のとき
「ととのった」という感覚になるそう。
ジメジメとした日が続くと
鬱蒼とした気分になりがちなこの時季にも
水はけのいい身体を目指すお助けハーブとともに
心とからだを『ととのえて』元気に過ごしていきたいですね。
蒸し暑い日には冷たいものが欲しくなりますが
摂り過ぎには注意してくださいね。
【今月の逸品】
//ブレンドハーブティー//
ぷよぷよ・たぷたぷGood-bye〜Metabolic care〜
体の中から燃焼系。ぷよぷよ・たぷたぷ撃退におすすめのブレンド
ビタミン・ミネラルがたっぷり、スパイスも効いた
ペパーミントとバジルの風味がさっぱりとしたお味のハーブティー
むくみや水太りが気になる時にも。
//シングルハーブティー//
【国産】スギナ
ケイ素やシリカなどのミネラルを豊富に含み
骨や軟骨の発育を促したり、体内の傷を修復するのを助けます。
利尿作用はむくみや泌尿器系の炎症の際にも役立ちます。
//エッセンシャルオイル//
ペパーミント
頭痛がつらいときは、シアバターを湯煎で溶かし
ペパーミント精油を入れたバームをこめかみに塗布して頭痛対策に
また柑橘系やユーカリとブレンドして、湿度の高いお部屋を爽やか
