ハーブと暮らしnote
「立秋」乾燥に負けない潤いを
Date:2020.8.5
Category:季節のハーブ養生法
8月7日は「立秋」、秋のはじまりを意味する節気です。
立秋を過ぎると、暑中見舞いから残暑見舞いになります。
立秋と言っても夏真っ盛り。 熱帯夜が続き、睡眠不足になりやすい時です。
15分くらいの昼寝や入浴などで質の良い睡眠を取るようにしましょう。
陰陽五行では、秋は【肺金(はいきん)】と呼ばれ 「肺・大腸」の働きが活発に、また弱りやすくもなります。
外気と直接触れる鼻や喉、皮膚などは乾燥して潤いを失いやすく、肺は乾燥を嫌い、五臓の中でも一番デリケートな臓器と言われます。
秋は肺のケアをしましょう。肺を潤すと大腸や皮膚も潤います。
色は「白」、五味は「辛」。 肺の働きを助けバランスを取るためには、白い食材・辛味のある食材が効果的。
この時季は白い大根、蓮根、白きくらげやネギ、生姜、唐辛子、 味噌・醤油などの発酵食品を摂るといいとされます。
五志、こころの状態は「憂・悲」。 この時季は訳もなく物悲しくなったりしませんか。
「秋はこころの養生もするとき」と言われます。
辛味のあるスパイスなどで気を発散させ 散歩やウォーキングをしたりして、ストレスを解消します。
初秋はまだ暑さが残っているので、湿熱がからだにこもりやすい時です。
熱がこもると乾燥による肌荒れ、空咳、喘息、喉の痛み、便秘などになりやすく。
夏らしく汗をかき、代謝を良くしておかないと、秋に実りがありません。
晩秋は朝晩の気温も下がり、空気が乾燥してきます。
喉や鼻が乾燥すると風邪を引きやすく 皮膚や毛髪が乾燥するとフケやしわなどの症状が出てきます。
暑い夏が終わったら、乾燥から身を守り ビタミン・ミネラルが豊富な食べものやハーブティーで体を潤すこと。
夏の疲れを癒し、これからやってくる冬に備えてエネルギーをしっかりと蓄えていきましょう。
秋には呼吸器と水分代謝のケアが大切なのです。
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*こちらの記事は2020年8月5日配信のメルマガから抜粋した内容です。